海外OTAのと特徴と予約率を向上させるヒントとは?

2019年3月14日

 

 

いつもお読みいただきありがとうございます。船井総合研究所 観光グループの王です。

昨年2018年訪日外国人旅行者数が初めて3千万人台を突破し、2020年の東京オリンピック開催に伴い、日本のインバウンド市場はますます拡大していくことが予想されます。そして、宿泊業界においても、2019年は、『インバウンド集客』を形にするために最も重要な1年となるでしょう。

そこで、地方観光地の老舗旅館・ホテル様で稼働率アップに課題を感じている方、大きな投資をすることなく業績を伸ばしたいとお考えの方、インバウンドを強化したいがやり方が分からない方にインバウンド強化成功事例セミナーにご案内させて頂きます。今回のインバウンド強化セミナーにおいて、別府の老舗旅館ホテルがインバウンド強化による、売上と稼働率のダブルアップを実現できたノウハウを丸ごと公開致します。

今回本メルマガ限定では、『インバウンド強化するために海外OTAの活用方法』をお伝えいたします。

◆改めて海外OTAの活用方法とは?

①海外OTAトップ3社特徴を理解する
海外OTA強豪3社Booking、Expedia、Ctripそれぞれの特徴をご紹介させて頂きます。
⒈ Booking.com
世界中で圧倒的な宿泊数と宿泊タイプが揃い、40以上の言語で24時間・年中無休のお客様サポートが提供され、宿泊先滞在の24時間前まではキャンセルが無料。世界最大規模の旅行ECサイトとなっております。特に欧米圏によく利用されています。
⒉ Expedia
ダイナミックパッケージが予約可能なコンテンツとしては世界最大の規模となり、JTBと業務連携を行い、共有在庫を利用することができます。旅館に特化したページが作られており、旅館集客に強みを持っています。アメリカに本社があり、アメリカでの利用率が非常に高いです。
⒊ Ctrip
中国最大手の総合的な旅行サービスプロバイダーとなり、中華圏で圧倒的な利用率を持っております。もちろん中国だけでなく、香港、マカオ、台湾を含む中華圏では、圧倒的なホテルのラインナップを揃えて、売上高は世界3位です。

各OTAの特徴、利用地域、客層が違いますので、海外OTA集客最大化を目指すであれば、できるだけ多くのOTAと契約することをお勧めします。

②海外OTAの運用管理
各OTAによって強い国・エリアが異なりますので、当然予約の動き、利用者層、リードタイムがそれぞれ違います。多くの施設様がOTAと契約した後、それぞれの特徴を把握したうえで、OTA運用管理ができていなければ、どうしても価格競争に陥り、集客効果が悪くなってしまいます。そこで、施設様がまず特化したい国や地域、客層を明確して頂き、その国や地域の状況に合わせて、プラン管理、プロモーションや広告運用を行っていく必要があります。

ここで、OTAプラン管理による、コンバージョン予約比率増加した事例が1つご紹介させて頂きます。
ある施設様が中華圏のインバウンド客に強化するため、Booking、Ctrip、Rulex3社と契約しております。各チャネルにおいて、競合施設と比べ予約比率が低い状態でした。各OTAで中国プラン名が乱立され、かつプラン名が分かりにくいことが発覚し、新しくプラン名を整備することからスタートしました。結果的に、新しいプラン名が各OTAに反映した結果、Ctripのコンバージョン予約比率が120%改善されました。やはり、海外OTAと契約だけではなく、しっかりプラン管理を行うことでインバウンド集客の効果が現れてきます。

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著者プロフィール

王 芸霖(Geirin Ou)

2010年4月来日、日本語専門学校2年間を通った後、関西大学商学部に入学。2016年IT会社に入社し、官公庁のシステム開発を2年間勤め、2018年により、船井総合研究所に入社。中国飲食のコンサルティング事業を経て、2019年1月から、旅館チームに配属し、現在インバウンド集客を中心とした旅館支援を行う。

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