『それ本当に効果ある?』IT・システムツールの導入の目的を正しく把握しよう

2018年11月14日

 

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

船井総研観光チームの白石でございます。

 

大変ありがたいことにここ数か月で、

『生産性を向上したい』『業務改善を行いたい』
『業務を標準化したい』『給与・賞与体制を見直して従業員満足度を向上させたい』

といったお問い合わせが増えてきております。
 

人手不足や従業員の高齢化といった、日本全体の問題が背景としては影響していますが、中長期的な視野をお持ちの経営者・幹部様にとっては、『現場(内部環境)の改善』への意識を強く持たれていることを実感します。
 
さて、そうしたお問い合わせからご相談頂いた施設様に話をお伺いすると、
『システム化・IT化・自動化』といったテーマに関してご質問を受けます。

そこで本メルマガでは改めて『システム・ITツールを活用する目的を明確にする』ことの重要性をお伝えいたします。
 
 
『IT化を通じた業務改善を実現するために必要な視点』とは?
 

結論から申し上げますと、

『ツール・システムを導入するだけでは、なかなか業務改善は実現できない』

という点です。

 

近年は、『社内SNS』『情報共有ツール』『クラウド型〇〇』
といった便利なツールが次々に生まれています。

こうしたツールは活用方法を明確にしていれば素晴らしい効果を発揮してくれますが、
使い方が不明確なまま導入・活用をはじめてしまうと、思うように導入・活用が進まないといった課題が発生してきます。

 

ここで、よくある活用方法のいい例・悪い例をご紹介いたします。

 
【ITツール活用のいい例】

『バックヤードの事務時間があと〇分短くなれば、チェックイン時のサポートに回れるので、〇〇分削減するために、Aというツールを活用する』
 
『清掃⇔フロント間の情報共有のために毎回フロントが〇分の時間を使っているので、Bというツールを活用してその時間をなくしていこう』
 

【ITツール活用の悪い例】

『Aというツールを導入したので、フロント間で協力して事務時間を削減していこう』

『Bというツールは、機能が豊富なのでこのツールを中心に業務改善を実施していこう』
 
ここまで極端な例はまれですが、この2つの例の違いは、『課題が明確かどうか』です。

 
システム活用・IT化が進みにくい施設様ほど、
『そのツールが何の業務を代替・削減してくれるのか?』
といった課題意識や目的が曖昧になってしまっているケースがあります。

 
ツール自体は優れていても、活用する側の課題や目的が明確でない限り、
なかなか現場への落とし込みも難しく、結果的に浸透しにくくなってしまいます。

 
業務改善・生産性向上のためのITツールが充実してきた今だからこそ、改めて、

『そのツールは何のために導入・活用しているのか?』
『そのITツールは自社のどの課題を解決するのか?』

の視点を振り返っていただければと思います。

 

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それではまたお読みいただければ幸いです。

 

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